平成25年度行橋管内橋梁耐震補強設計業務

事務所長表彰受賞

この業務は、行橋管内の橋梁10橋の耐震補強設計及び8橋の橋梁補修設計を行ったものです。
耐震補強設計では、静的解析及び交差物件や仮設規模を考慮して動的解析を実施し、補強要否判定を行いました。耐震補強工法は橋脚柱を直接的に補強する「部材補強」を基本としましたが、河川内で根入れが深く仮設規模が大きくなる橋梁については、ダンパーによる変位拘束工法を採用しました。また,補強工法決定後に補強効果を考慮した基礎照査を行い、許容値を満足しない2橋の基礎補強設計を実施しました。
補修設計では、損傷原因推定・劣化予測を行った上で補修計画を行うと共に、新技術を活用した補修工法の整理検討を行いました。
また、今後の維持管理の基礎資料として活用できるよう、管内95橋の耐震対策状況調査を行い、耐震補強の優先順位を策定しました。

亀川橋

棚城橋