境橋橋梁補修設計外業務

【九州地方整備局長表彰】

この業務は、国道210号に架かる橋梁4橋の補修・補強設計を行ったものです。
境橋は、鋼3径間連続箱桁橋部のRC床版が塩害・ASR・疲労の複合的な劣化損傷が著しかったため、鋼合成サンドイッチ床版に打替える補強案を採用し、床版本体、増設縦桁設計、情報ボックス移設設計、仮設歩道橋設計、動的照査法による耐震性能照査を行いました。
天ヶ瀬第一高架橋は、赤外線調査・デジタルクラック調査等の結果により、床版下面に疲労ひびわれの進行が確認されたため、疲労耐久性向上を目的として炭素繊維接着工法による補修設計を行いました。
山ノ釣橋及び湯山橋は、RC床版の上面鉄筋被り及び床版厚が不足し、舗装厚も薄かったことから、断面修復工を兼ねてコンクリート舗装化する補修設計を行いました。