平成28年度道路防災点検・測量設計業務

宮崎河川国道事務所長 管理技術者個人表彰

本業務は、供用されている国道220号の道路施設の変状に対する監視・点検、道路利用者の安全を担保することを目的とした必要な測量・調査・設計を実施するとともに、災害発生素因を有するカルテ点検(291箇所)では、今後の予防的対策検討の基礎資料(定期診断の更新)提供を目的として実施したものです。
国道220号は宮崎市と日南市を結ぶ幹線道路であり、災害発生に伴う交通遮断(通行止め)は、地域住民や観光資源にとって大きな経済的損失となります。
当該路線は脆弱な宮崎層群で構成される鵜戸山塊が海岸まで迫った地形条件に支配されており、期間内にも梅雨前線や台風通過に伴う崩壊が多発したことから、これらの変状への対策立案や今後の点検方針の提案を迅速に行いました。

現地の様子

地質調査の様子