平成29年度 大隅管内橋梁点検補修設計業務

この業務は、大隅河川国道事務所管内の国道220号及び東九州道の橋梁において、定期点検27橋、第三者被害予防措置14橋、橋梁補修設計10橋を実施したものです。
橋梁点検では、東九州道の本線及び跨道橋5橋を夜間集中工事期間中(夜間全面通行止め)に点検を実施しました。
橋梁補修設計では、菱田橋において塩害に起因する被り不足箇所の損傷及び再劣化が見られたため、断面修復工に加えて犠牲陽極材設置によるマクロセル腐食対策を実施しました。また、本城橋において災害による護岸崩壊が見られたため、護岸復旧設計を行いました。
上記の他、Bランプ橋においてコンクリートのうきの有無を確認することを目的とした赤外線調査や、松崎橋及び串良橋の落橋防止装置(鋼製ブラケット)の完全溶け込み溶接箇所の溶接不良有無確認を目的とした超音波探傷試験を実施しました。