メッセージ

社員の声をご紹介いたします

福岡支店 S.K さん(入社8年目・社会人12年目)

1.どのようなお仕事をされていますか?

私は,主に新設橋の設計を担当しています。社会インフラの中でも橋は非常に高価なものであり,私たちの生活に欠かせないものです(気付きにくいと思いますが,今日もいくつか渡っていると思いますよ)。安全な橋を設計することはもちろん,どうすれば安く,使いやすく,造りやすくできるかを熟考し,提案することが私の仕事です

2.この会社に入ろうと思ったのはなぜですか?

学生の頃は,構造解析を学ぶ研究室に所属していたため,それに近いことができる会社を探していました。今ではその頃学んだ構造解析を活かす設計に携わっており,大変満足しています。

3.やりがいや面白みを感じるときはどんなときですか?

会社の規模が小さい(福岡支店で10名程度)にも関わらず,大手・中堅建設コンサルタントさんと対等に競っているときにやりがいを感じます。“コンサルタント”とは,専門知識をもってお客様(発注者)に助言を提供する職業であり,会社の規模は関係ないと思っています。小規模である分,個人の距離が近く,分からないことがあるとすぐに聞ける環境であり,チームワークで働くことにも面白みを感じます。

4.就職活動をされている学生さんに向けて一言お願いします。

学生の頃は,答えのあるペーパーテストで点数を取ればよかったのですが,社会に出てからは答えのない問題の方が多いです。こと橋梁設計に関しても,同じ橋は1つとしてなく,現場ごとに条件が違うため,オリジナルの答えを見つける力が必要です。そのためには,先生に言われた問題をただ解くのではなく,自分で問題提起を行って,物事の本質を見抜くことに取り組んでほしいと思います。また,仕事は1人ではできません。勉学だけでなく,友達,先輩,後輩,先生方,色々な方と付き合いを深めて,コミュニケーション能力も養ってほしいと思います。

宮崎支店 Y.O さん(入社6年目・社会人34年目)

1.どのようなお仕事をされていますか?

私は、道路・道路構造物などの一般土木設計を行っています。

2.この会社に入ろうと思ったのはなぜですか?

業務内容に魅力を感じたことと職場の雰囲気が良かったからです。

3.やりがいや面白みを感じるときはどんなときですか?

それぞれの現場に応じた最適な計画を同僚から助言をもらいながら設計をし、その成果を現場で見たときにやりがいを感じます

4.就職活動をされている学生さんに向けて一言お願いします。

就職活動は色々と大変なことが多いと思います。しかし、色々な会社を訪ね、人生の先輩方から話を聞けるとても貴重な機会かと思います。大変だと思いますが、その経験が今後のご自身の糧になると思います。頑張って下さい。

福岡支店 D.Y さん(入社5年目・社会人5年目)

1.どのようなお仕事をされていますか?

私は主に橋梁の「耐震補強設計」を担当しています。
我が国には地震が多く,過去に甚大な被害を受けていることは周知のことと思います。地震時に橋が倒壊しないよう,今ある橋をスペックアップする設計(=耐震補強設計)を行っています。悲しい被害が二度と起きないよう,ハード面からサポートすることが私の仕事です

2.この会社に入ろうと思ったのはなぜですか?

私は,学生時代に研究していた内容から,建設系の職場に勤めたいと考えていました。
当社に決めたきっかけは,就職活動で会社訪問をしたときのことです。社内の雰囲気や先輩方の人柄に魅了され,入社したいと強く思うに至りました

3.やりがいや面白みを感じるときはどんなときですか?

入社した当初は,言葉の意味が分からないことが多く,外国にいる気分でしたが,少しずつ慣れ,先輩方の話していることや現場で見る橋の構造が分かるときに面白みを感じます。
また,私たちが作る図面や報告書は,数百ページ,数千ページに及び,夜中まで作業することもしばしばですが,それができたときの達成感はひとしおです。成果品を提出した後のビールは格別です

4.就職活動をされている学生さんに向けて一言お願いします。

色々述べたいことはありますが,1つだけお話します。
近年,AI(人工知能)の進歩により,機械に仕事を奪われると懸念されています。
建設業界でも,データベース化された秩序的な仕事は,これからAIによって自動化されることが予想され,事実,国土交通省でもAIの活用が推進されています。つまり,単純な仕事をやりたいと願っても,それは淘汰される可能性が高く,残念ながらこれからの時代で生き残っていくことは難しいと考えられます。
しかし,AIは,統計学を応用した単なる計算機であり,苦手な分野があります。それは,「読解力」や「創造力」です。そして,これら2つが養える方法は『読書』です。
私たちの仕事は,規定どおりに設計できているか,難しい示方書などを読んで確かめます。また,補強設計をするときは,どのように補強するか創造力が試されます。
読解力や創造力は一朝一夕に養われるものではありません。学生の皆さんは,是非読書を通じて読解力・創造力を高めてほしいと思います

福岡支店 A.Y さん(入社3年目・社会人11年目)

1.どのようなお仕事をされていますか?

私は主に橋梁補修設計を担当しています。現場での調査結果や試験結果を基に損傷原因を推定し,最適な補修工法の提案を行っています。

2.この会社に入ろうと思ったのはなぜですか?

学生の頃は景観デザインの研究室に所属しており,街の風景をつくっている橋梁に興味を持ちました。建設コンサルタントの仕事は,見た目のデザインを行う仕事ではありませんが,重要なインフラ構造物である橋の設計をすることは“人に誇れる仕事”だと魅力的に感じてこの業界に入りました。また,私は同業種からの中途採用ですが,規模が小さい会社にも関わらず国土交通省の業務を多く受注しており,少数精鋭であるところに魅力を感じて入社しました。。

3.やりがいや面白みを感じるときはどんなときですか?

年度末は業務の工期が集中しており,遅くまで働くことが多いです。そんな中どうやったら業務を無事に完了できるかを皆で考え,一致団結するところに面白みを感じます。また,自分が設計した橋を見たときにやりがいを感じます(ドライブで通ったときに自慢できます)。

4.就職活動をされている学生さんに向けて一言お願いします。

コンサルタント業務として,計算や図面作成の他に資料作成や打合せ等を行います。知識だけではなく,文章能力や説明能力も必要となります。決して楽な仕事ではありませんが,私たちの仕事は地域住民の生活基盤を支える仕事であり,地図に残る仕事です。やりがいはあると思います。また,当社の社風は,職場内でのコミュニケーションが取りやすい雰囲気であり,百戦錬磨の先輩方に指導してもらえるのでとても働きやすい環境だと思います。

宮崎支店 H.S さん(入社2年目・社会人25年目)

1.どのようなお仕事をされていますか?

私は主に橋梁の補修設計に携わってきました。補修設計では,現場での詳細調査やコンクリート品質試験を行って損傷原因を特定し,橋梁の長寿命化を図るための設計を行います。
これからは,新設橋の設計にもチャレンジしていきたいと思っています。

2.この会社に入ろうと思ったのはなぜですか?

私は,中途採用で入社しました。
もともと県外のコンサルタントで橋梁に関わる図面作成や設計補助の仕事をしていましたが,数年前にUターンで宮崎に戻ってきました。Uターンをきっかけに宮崎の社会資本の整備や維持管理に貢献したいという思いと,自らのスキルアップのために設計技術者という道を選びました。しばらくは,橋梁設計の機会がありませんでしたが,やはり橋梁に関わる仕事がしたいと思い,技術力の高い橋梁設計技術者がいることに魅力を感じて入社を希望しました。

3.やりがいや面白みを感じるときはどんなときですか?

橋梁設計の仕事は人命に関わる仕事であるため責任を感じますが,自らが補修設計した橋梁の長寿命化により,安心・安全に利用できるようになることにやりがいを感じています。また,真面目に取り組み,発注者から喜ばれる成果を作り上げることにやりがいや面白みを感じています。

4.土木技術者を目指されてる女性に向けて一言お願いします。

最近は女性技術者も増えてきており,女性技術者向けの講習会や現場見学会,交流会が開催されるなど働く環境も整ってきています。当社も,女性技術者を育て見守ってくれる環境です。
社会インフラは老若男女みんなのものです。女性らしい感性で社会インフラ作りに貢献していきましょう。

福岡支店 D.N さん(入社2年目 社会人2年目)

1.どのようなお仕事をされていますか?

私は主に橋梁の補修設計を行っています。現地調査にて,橋梁の損傷箇所や損傷状況を把握した後に,最適な補修工法および補修材料の選定を行うことが私の仕事です。

2.この会社に入ろうと思ったのはなぜですか?

学生時代,コンクリート構造物の維持管理に着目した研究を行っていたため,それまで得た知識や経験を活かせる建設コンサルタントに就職し,橋梁の補修設計に携わりたいと思っていました。
当社に決めた理由は,インターンシップの時に自分の技術を磨くには最適な環境であると感じたからです。それは何かというと,社員数が少ないため個人の距離が近く,技術力のある先輩方にすぐに聞ける環境であるということです。入社して改めて鑑みると,多くの技術を学べるのはもちろんですが,アットホームな雰囲気で楽しく仕事ができているのを実感しています。

3.やりがいや面白みを感じるときはどんなときですか?

橋梁補修設計は,地味な仕事に思えるかもしれません。しかし,コンクリートの小さなひび割れから経年劣化とともに,重大な損傷,重大な事故へと繋がることも考えられます。補修設計に携わることで,人々の「安全で安心な暮らし」を支えていることにやりがいを感じます。

4.就職活動をされている学生さんに向けて一言お願いします。

私は入社2年目であり,技術力や専門知識が充分に備わっているとはいえません。しかし,技術力や専門知識だけが重要だとは思っていません。自分の考えを伝えるコミュニケーション能力も重要だと思います。業務の中で分からないことが多々ありますが,その際,先輩方に疑問点や自分の考えを明確に伝えなければいけません。また,自分の作業状況を報告する必要もありますが,自分の伝達が十分でないと小さなミスに繋がってしまいます。
人間にミスはつきものですが,就職してから極力ミスをなくすためにも,学生の皆さんには,積極的に色々な人と係わりを持ち,コミュニケーション能力を養ってほしいと思います。