平成29年度 鳥栖地区外橋梁補修設計業務

佐賀国道事務所長 管理技術者個人表彰

この業務は、佐賀国道事務所管内(鳥栖地区外)における橋梁11橋の橋梁補修設計を実施したものです。
西水橋では、交通荷重及び伸縮装置からの漏水による支承の機能障害(沈下)が見られたため、主桁をジャッキアップして沓座モルタルを打ち替える補修設計を行いました。
鶴ヶ元橋では、橋脚梁部の損傷が国道に面しているため、断面修復工に加えて剥落防止工の補修設計を行いました。
西分高架橋では、階段部の腐食に対する補修設計に加え、クラック自動抽出システムによる床版のひびわれ調査を行って疲労対策要否を判定しました。
跨道橋では、橋全体的に腐食発生限界を超える塩分含有量が確認されたため、鉄筋腐食防止効果のある表面含浸工及び断面修復工の補修設計を行いました。