この業務は、平成30年度に実施した190橋の橋梁定期点検結果に係る橋梁診断を実施したものです。
橋梁診断では、診断の際に点検調書では健全性や対策範囲を評価できない橋梁に対して現地踏査を実施し、損傷度を整理しました。損傷度評価はマニュアルを基本としましたが、損傷度の区分けが極端な項目は進展状況や損傷度を目安として判定基準を追加しました。その後、処方(対策区分)の判定、速やかに補修が必要とされる橋梁の所見・詳細調査案・対策工案を整理したカルテ作成、補修時の概算工事費算出を行いました。
また、県・市町村職員・県内企業の技術力向上を目的とした橋梁診断講習会を運営しました。