この業務は、一般国道220号日南・志布志道路において、鹿児島県志布志市志布志町の沢部を跨ぐ位置に計画された西ヶ迫橋の橋梁予備設計を行ったものです。
架橋位置の状況から、設計コンセプトとして、「1.経済性に配慮した橋梁」「2.斜面部の地形・地質を踏まえた施工性に配慮した橋梁」の2つを設定しました。
橋台位置は、斜面崩壊の影響を受けない位置とする計画とし、橋長を89mとしました。橋種選定では、橋脚施工時の床掘が斜面に影響する3径間以上は設計コンセプトに合わないため除外し、鋼2径間連続鈑桁橋及びPC2径間連結ポステン少主桁橋について総合評価を行い、PC2径間連結ポステン少主桁橋を推奨案としました。また、橋台付近の用地幅杭計画を行いました。