袋川橋詳細設計業務

九州地方整備局長表彰

この業務は、芦北出水道路(水俣IC~県境間)の一環で、袋川及び農免道路を跨ぐ位置に計画された袋川橋の橋梁詳細設計を行ったものです。
本橋は完成4車整備区間にあるため、上下線一体と分離構造を比較し、構造性・施工性・経済性等を踏まえて総合的に評価した結果,上下部工とも分離構造としました。
上部工はPC3径間連結ポステンT桁橋(L=133m:免震構造)、下部工は逆T式橋台(直接基礎、段差フーチング)及び張出式橋脚(場所打ち杭φ1500)としました。
下部工施工は、工事用道路及び農免道路の切回し道路を構築し、オープン掘削で施工する計画としました。
上部工施工は、工事用道路を構築してA2橋台背面に進入し、架設桁架設工法で施工する計画としました。
また、橋梁を含む道路完成後は周辺の排水流末が変わるため,橋梁下の整備及び排水流末計画を併せて行いました。